ねもはるに目を見張る

後半ほぼ自分語り

第六回Gドラ杯構築記事(禁伝アリ)

 

 

【あいさつ】

 

閲覧ありがとうございます。

 

結果はベスト8と、目標からは程遠いものですが、記録として残しておきます。

 

誰かの参考になれれば幸せです。

 

完成度は8割くらいで、禁止伝説以外の崩し枠を詰めればもっと上にいけると思いました。

 

 

 

【使用構築】

 

*決勝Tは、

ワダチ▶HDチョッキガチグマ

原種ガチグマ▶ラム挑発タケルライコ

に変更

 

f:id:nemoharu22:20240325220834j:image

 

【参考文献】

 

①僕が大型仲間大会のGSルール(仮)で優勝した時の記事

https://nemoharu22.hatenablog.com/entry/2024/03/06/132604

 

②Gドラさんと作った禁止伝説のTier表

 

f:id:nemoharu22:20240306135811j:image

 

③くろこさんの剣盾時代の記事

(無断転載ごめんなさい)

https://shar965.hatenablog.com/entry/2020/08/02/084645

 

 

【コンセプト】

 

・このバカアホのパワー環境でサイクルをする

 

・tierB以上の伝説にはだいたい勝つ

 

・伝説対策ポケモンに複数の役割を持たせる

 

 

 

【構築経緯】

 

 

主に予選のことを書きます。

 

 

一体目

 

まず構築の始点。

 

参考記事の①より。

 

伝説の中で最も止めることが難しいと考えている黒バドレックスを綺麗に処理するために、

 

「交代技を有する拘りスカーフ持ち+クッション」の処理ルートを考えた。

 

具体的に。

 

初手で黒バドレックスの上から交代技を打ちながら裏のクッションに引くことで、

 

・相手の襷をケア

・打たれる技を制限しながら安全に裏に引くことができる

・削れた黒バドレックスを後出しのクッションと安全に対面させることで、

削れた黒バドレックス+自分はトドメを刺せるという盤面から試合を始められる

 

これが実現可能だと考えた。

 

ここで参考の③より。

 

「環境トップポケモンを交代技持ち+拘りスカーフ持ちで先制で動かすことは強い」

ことをこの記事から学んでいた。

 

対面が不利ならば技を当てて相手の育て方を確認しつつ裏に引けばいいし、

もちろん対面有利ならばそのまま殴ればいい。

 

最初に試合展望を見極めるスカウト(斥候)にも、

最後に試合を決めるスイーパーにもなれるのである。

 

ここで参考の②を見ると、Sランクでありながらとんぼがえりを使える高速アタッカーがいることに気づく。

(加えて、伝説の中で最も高火力のとんぼがえり使いでもある)

 

よって、初手の拘りスカーフ持ちはコライドンに決定した。

 

 

 

二体目

 

ところで、コライドンの強みは何か??

 

特性込みの異常火力、高い素早さ、炎/格闘/龍という広い技範囲、優秀な補助技・S操作技…

 

自分は「天候を晴れにする」部分に着目した。

 

前述の要素は「コライドンが強い理由」であり、「コライドン構築が強い理由」とは本質的に似て非なる。

 

天候を晴れにすることで強くなるポケモンは種々あれど、自分は二体目に拘りメガネハバタクカミを選択した。

 

晴れ下であればCS一段階アップになり、水ウーラオスに滅法強くなることができる。

 

さらに伝説で多いドラゴンタイプに有利を取れ、特にコライドンの技の一貫を切れている点も特筆しておきたい。

 

また、コライドンが誘う物理受けの交換をとんぼがえりで一方的に見ながら、高火力の特殊アタッカーであるハバタクカミを物理受けと対面させるという一方的に試合の主導権を握る強い動きも可能である。

 

この二体が強力な基本選出になると考えた。

 

 

 

三体目、四体目、五体目

 

ここまでで基本選出の二体が決まったため、各伝説に対してクッションとなれる一体を穴埋めで決めて行った。

 

 

まず、ミライドン受けを考える。

 

控えめイナズマドライブでハバタクカミを吹き飛ばすこのバカポケモンを受けるべく、技範囲とよくいるテラスタイプを想像した。

 

電気・龍・氷・妖と判断し、全てを半減以下で受けられるチョッキジバコイルを発見した。

 

ミラーコートで自分で削ることも出来れば、

後攻ボルトチェンジで安全に裏に託すことも出来る。

 

 

しかし、この時は地面タイプを狩り殺せる氷テラスが思いのほか少なく、

それよりもボルトチェンジをしてくる型が多かったため、ボルトチェンジを無効にできるポケモンに変更することに。

 

結果、龍技を半減にでき、Eフィールドにタダ乗りでき、対面操作が可能なテツノワダチを採用した。

 

*決勝Tは相手への全体的な圧を考えて、テラス後、パオの聖剣+不意打ち+イナズマドライブを耐えるチョッキガチグマを採用。

後悔ポイント①

 

 

次にコライドン受けを考える。

晴れ下&炎テラスタル&意地っ張りフレアドライブはH振り暁ガチグマが乱数で飛ぶアホ火力を持ちながら、

挑発/ビルドアップ/ドレインパンチ/@1という、全受けポケモンを○れる型が一つの型として強すぎたので、

この枠の決定は非常に混迷を極めた。

 

しかし、今年の竜王戦の考察動画を思い出し(出てはない)、「特性で炎タイプに抵抗を持たせる+フェアリーテラスタルが安定することを知っていたので、厚い脂肪やもらいびのポケモンを探す旅に出た。

 

そこで、そもそも高数値でありながら、晴れと相性がいい朝の日差し+ステルスロックを覚え(ヒードランマンムーとの違い)、タイプ一致の岩技で炎テラスコライドンを能動的に削ることが出来る(ソウブレイズとの違い)もらい火のヒスイウインディを採用した。

 

 

最後に忘れかけてしまっていた黒バドレックス受けを考える。

 

最初は悪タイプで考えていたが、コライドン引きからのフェアリーテラバーストで簡単に試合が終わるため、ノーマルタイプを探しつつ、清めの塩キョジオーンの考察も進めた。

 

僕の調査結果では、そこそこ殴れて受けもできるノーマルタイプがオリーヴァかポリ2しかいなかった。(アンコール対策)

 

オリーヴァはグラスフィールドで炎テラスコライドンの弱点をほとんど消せ、晴れで即時打てるソーラービームの火力がフィールド込みでえぐいと思ったが、

白バド、Bキュレムグラードンなど、他の伝説に対するポリ2のガチレス性能が高すぎるのと、コライドンを使っていて鬱陶しいランドロスに他のポケモンが弱いことが気になったので、この枠はトレースイカサマ冷凍ビームポリ2に落ち着いた。

 

 

 

六体目

 

このままだと圧倒的に崩し性能が欠けている。

 

そして練習会を潜る中で、状態異常+受け構築が台頭しつつあることは肌で感じていた。

 

例)

ドヒドイデ絡み

キラフロル絡み

鳳凰絡み

テラパゴス絡み

 

そこで火炎玉で状態異常に強く、その圧倒的パワーで受けをゆるなさい原種ガチグマを採用した。

 

*本番は個体を頂いた縁もありつつ、挑発が考慮されないだろうと思ってラムのみタケルライコを採用。

後悔その②

 

予選で負けた試合がガチグマ絡みの下振れが多かったのだが、その印象で抜いてしまったのが安易すぎたと考えている。

構築が特殊に偏りすぎたのも反省点。

 

 

以上で構築が完成した。

 

 

【選出パターン】

 

基本:

先発コライドン+相手の伝説対策ポケモン+高火力ポケモン(ハバタクカミorガチグマ)

 

ランドロスがいるならポリ2を出したいが、割と釣り交換でなんとかなる

 

なるべくハバタクカミは出していきたい

 

鳳凰のみコライドンの選出を渋る

 

だいたいの試合の流れが、

コライドンでとんぼ返りしたら物理受けが来る

▶メガネ髪とかち合わせて相手の構築崩壊

▶死に出しで相手の伝説が来るが、対策枠で完封

がお決まりの流れだった。

 

受け構築相手は原種ガチグマで破壊する(予定だったが時間がなくあまり煮詰められず)

 

 

【感想】

 

・優勝を目指していただけにベスト8という結果は残念でならない。

 

最後の崩し枠を煮詰める時間が足りなかったのが大きな原因だと思うが、

根底には、受け構築への理解の薄さから崩しのイメージができないのが問題だと考えている。

改善していきたい。

 

・以前緋翠杯で優勝する直前に感じた、圧倒的自信を得られないまま本番を迎えてしまった時点で既に負けていた。

 

・僕が勝ちすぎたのか知らないが、コライドンの型の一点読みを強烈に感じたため本番はロムを変えて出場した。

あまり効果はなく、スケイルショットの火力も、コライドンが格闘タイプであることをただ単に知らない人が多く、認識のズレからなるストレスのかかる試合が多かった。

 

・予選はTODに付き合わされ、下振れもしたが、最後まで諦めずに潜り続けた自分を褒めたい。

残り30分もないときに運勝ちされて、1560付近から続けようとする不屈の自分の意志に拍手を送りたい。

 

よく三連勝した。

よく終了1分前まで潜り続けた。

 

だが、それも一人だけではどうだっただろうか。

 

共に併走してくれた親友に最大限の感謝を。

 

 

・この構築で一番強いのはポリ2だと思っている。

 

【さいごに】

 

もし閲覧してくださった方がいたら嬉しいです。

 

 

何かお礼がしたいですが、最近はまってる曲を置いとくことにします。

 

聴くと本当に心が満たされる、埋まる?ような不思議な気分になります。

 

藤井風さんの綺麗な新曲なので是非。

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記事が参考になったらもっと嬉しいです。

とんぼ返りコライドンは強いと今でも信じています。

 

 

ここまでありがとうございました。

 

 

そんなあなたに少しでも幸あれと願うことにします。

 

 

 

 

 

 

この結果の悔しさは忘れません。

 

臥薪嘗胆、これからも精進を続けていきます。

 

 

では、またどこかで。

蒼くて、滄い空~緋翠杯SV2中堅優勝構築~

 

 

閲覧ありがとうございます🙇‍♂️

 

 

*本記事は大型仲間大会である緋翠杯SV2に関する、GSルールの構築記事です。

 

緋翠杯SV2の環境なので伝説の数が少ないです。ご注意ください。

 

 

 

【結果】


・練習会優勝×1回

・緋翠杯SV2、中堅個人優勝(12-2)

 

 

 

【構築サムネ】

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【構築経緯】
 

一体目、構築の軸はキャラパワーの高い伝説から組む。

 

まず、対伝説ポケモンにおいて、全て等倍以上で高火力のタイプ一致技を打てる&最も素早さが高い黒バドレックスをどうにかしないと試合に勝てないと考えた。

 

 

そこで、最も黒バドに安定するのが「拘りスカーフ持ちで上からとんぼがえりを行い、襷を剥がす+打たれる技を絞り、悪タイプorノーマルタイプに引く」ことだと考えた。

 

 

よって、とんぼがえりができる伝説の中で特性込みの火力が最も高く、全体的に炎技の通りがいいスカーフコライドンを採用した。

 

 

次に、タイプで黒バドの引き先として安定し、また、他の特殊伝説たちにも数値の高さで安定することが多いと考えたHDディンルーを採用した。

 

 

ここでスカーフコライドンの強みとして、「呼ぶ物理受けの交換を見ながら特殊アタッカーに引ける」があることに気づいた。

 

そこで、特殊アタッカーの中で晴れとのシナジーがあることや、伝説に多いドラゴンタイプとコライドンがかち合った際にドラゴン技読みで引くことでアドバンテージを取れる拘りメガネハバタクカミを採用した。

 

 

コライドンは相手のコライドン、ハバタクカミが特に重く、他にザシアンや白バドレックスなどテラスタルじゃんけんになることが予想されるポケモンも多かった。

 

そこで上記のポケモンたちに対してクッションにも対面駒にもなることが可能であり、特殊アタッカーとして甚大な圧力があるカイオーガHBD振り+冷や水搭載で採用した。

 

 

この四体だと相手のカイオーガをコライドンでしか見れていなかったことに加え、欠伸やキノコの奉仕といった状態異常に無力だったため、カイオーガに強いポケモンの中から状態異常に強いポケモンを探した。

 

結論、身代わりを自然に入れられる他、カイオーガがもたらす雨&テラスタルで技威力&ステータスを上げられる水オーガポンを採用した。

 

最後はザシアンに強いポケモンを入れようとしたら、練習会で元々自分が評価していた塩黒バドを使ってる方がいたため、イージーウィンできるように隠密マント轟く月を採用して構築を完成させた。

 

 

 

【簡単な個体解説】
 

 

コライドン

 

こいつはとんぼがえりとフレアドライブを押すポケモン

龍技も格闘技も透かされるのであんまり打たない。

相手のどのポケモンよりも上から動ける安心感がよかった👍

 

 

カイオーガ

 

特殊枠に伝説を充てたかったが、カイオーガ、ボディプレディアルガパルキア以外はディンルーがキツい。

 

この中で黒バドにも白バドにもザシアンにも強い顔できるポケモンカイオーガしか該当しなかったため消去法でカイオーガを選択した。

 

その後カイオーガの型を考えていると、耐久振り+雨+フェアリーテラスにすることにより火力バカのコライドンに(副産物で電気白バドにも)滅法強いことに気づいてしまい爆勝ちを確信した。

 

このルールで回復技を使える伝説が少なく伝説をクッションとして採用することを諦めかけていたが、辛抱強く考察を続け、こいつに気づけてよかった。

 

・伝説の型を普通とずらしてるくせに強かったこと(特にカイオーガ)

・伝説二体とも基本選出に入っていたため、パワーが高かったこと

が優勝の要因たちのOne of themだと思う。

 

 

 

ちなみに最上級の表現+One of themってなんだよって高校生ながら思ってました。

 

「最も〇〇なものの一つ」って、一つちゃうやんけ。

 

 

ハバタクカミ

 

特性、タイプ、特殊と物理の住み分けなど、コライドンとの相性が良すぎる。

髪ではなく神。

 

 

水オーガポン

 

一見カイオーガ絡みにしか出せなさそうだが、HB振り+カウンター搭載にすることで有象無象に出せるようになった。

 

体力7割くらいでザシアンのインファイト耐えた時びびったw

 

ディンルー

特に言うことなし。

予想通りに固くて、予想通りに妖テラバが刺さった。

 

轟く月

 

挑発入れればよかったというかそうしないと受けに対して役割持てなかったからミスった……

本番は崩しきれなかったのでTODでごまかしてました

最後コライドンの特性発動で遅延してTOD勝ち。

気持ちよすぎたぁぁぁ

 

 

【だいたいの動かし方】
 

・初手スカーフコライドン+カイオーガ+@1

 

黒バドならディンルー、龍伝説なら髪優先

 

・対面選出

ディンルー、月以外から二体選出

 

・受け系

轟く月+@2

 

 

【記事タイトルについて】
 

晴れ空の青さと水に関する青さを表す漢字が違うことより。

カイオーガとコライドンで天候支配してるの楽しかった(*^^)

 

漢字調べてる時間楽しかった。

 

 

【さいごに】
 

潜る前から優勝確信してて、ちゃんと優勝できたのきもちよすぎね。

 

負けた試合も順当負け一回と、15%引かれた一回だったので満足。

 

チームメンバーには「中堅は優勝してくるから任せろ」と言ってました。

我ながらかっこいい。

 

宝物の写真が増えました↓↓↓

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助けてくれたゆうきさん、

個体をくれたり貸してくれたゆっちゃん、ゆっちゃんの息子君、

ありがとうございました!🙇‍♂️

報恩載徳ドドゲザン(SV S5最終610位)

皆さんS5お疲れ様でした。

 

ミミッキュアイコンで活動をしております、ねもはると申します。

 

 

本稿はS5 最終610位のドドゲザン軸の構築の詳細について述べていきます。

どうぞお付き合い下さい。

 

適宜、もくじの内部リンクをご活用ください。

 

【もくじ】

 

 

結果と使用構築

 

 

構築経緯

S5になり、四災と呼ばれるポケモンが環境入りしました。

それぞれの概要を簡単にまとめますと、

超耐久を備えながら、挑発や問答無用に体力を半分にするカタストロフィなどの優秀な技によってチマチマ削ることを許さないディンルー、

自分より遅いポケモンを高火力&怯みで虐めてくるパオジアン、イーユイ、

そして高耐久でありながら宿り木の種という優秀な回復ソースを持つチオンジェンが現れました。

 

自分が最も得意とする戦法が、ボルトチェンジなどの交代技を用いたダメージレースを制すものなのですが、

ディンルーがステルスロックを覚え、ボルトチェンジをカットするじめんタイプであること、

イーユイとパオジアン相手に後攻で動くことは運負けを増やすことに繋がると判断し、

初めに(攻め)サイクル構築を諦めました。

 

次にどんな構築を握ろうか思案していたところ、すてる・す・ろっくを覚えたコノヨザルの持ち物・技構成・特性・努力値調整などの多様性がとても好みであり、以下の理由から環境に刺さっていると判断しました。

・型の多さから相手支視点対処が難しく、型次第で相手のメタを乗り越えられるポテンシャルがある

ステルスロックの削りがパオジアンとイーユイを上から縛りやすくする補助をしてくれる

・起点作成でありながら、一匹倒すorステロ+@の働きができる

・格闘タイプかつ高耐久なので四災に見た目有利より

よって、軸に据えることにしました。

 

次に、

・ステロと合わせてイーユイとパオジアンを上から縛れる

・自然に身代わりとアンコールが採用でき、運負けや無用な択勝負を避けることが出来る

・Sとアンコールによって、相手のストッパー性能と最後の詰め性能が非常に高い

・自分がよく陥りがちな中速ポケモンで固めてしまうことを避けられる

などの偉い要素を併せ持つブーストエナジーでSが上昇するテツノツツミを採用することに決めました。

 

ここでこの二体を軸としたため、自然とステロ展開から交代を極力しない構築を使うことが決まりました。

 

この二匹を軸に潜っていると相手にされて嫌なパターンが二つありました。

それは、

①先制技を絡められて猿が二回以上行動させてもらえない

②妖テラスされ、猿で相手を削れず、自分の二体目以降も疲弊させられる

ことです。

それぞれを解決するために、

①は対面最強のミミッキュを、

②はタイプ一致で鋼技を打てる上に特性と先制技の不意打ちで巻き返し性能が高いドドゲザンを採用しました。

 

ここで、基本選出はこの四体から三体を選ぶ形になりました。

 

ここから補完枠を考えていきます。

 

ここまでで、チオンジェン、増加傾向にあった受けループとキョジオーン入りに勝てなかったので、S3に自分が使っていたハバタクカミを流用しました。今期も入れ得ポケモンだったと思うので、選出時で圧力を与えることも狙っています。

 

このままでは構築に瞬間的なパワーがなく、これも増加傾向にあったセグカミラッシャやウルガモスに勝てないと判断したので、どちらにも強い鉢巻ガブリアスを採用しました。

 

最後の微調整として、

ミミッキュが終盤に流行り始めてしまい、自分がそのメタを受ける立場に回ることが怖かったこと

・初手の飛行テラバーストカイリューや、ヘイラッシャが重かったこと

を考慮し、嫁のミミッキュを渋々水ロトムに変更して構築が完成しました。

 

以下個体解説に移ります。

 

詳しいの知りたい人はDM下さい

お話しましょ👍

 

個体解説

コノヨザル

S:+1で最速ツツミ抜き
A:H4、B252のハバタクカミを急所込で90%くらいで落とせる
HB:ポケ徹で調べた、余りの努力値で一番総合耐久高くなるように

 

型が豊富すぎる猿。

 

技構成は、

・コンセプトのステロ

・トリックや硬いサーフゴーの悪巧みと言った、なるべく憤怒の拳の火力を上げずに突破しようとする相手にささるシャドークロー

ミミッキュに最低限抗え、それでいて命中安定の素早さ操作技のじならし

・無理な相手を無理やり削ることが出来る外、起点回避が可能な命懸け

としました。

 

憤怒の拳の威力上昇が彼のウリですが、硬いサーフゴーや甘える髪に勝ちやすくなったため、この選択は合っていたと思います。

素早さ操作技はミミッキュとゴーストパオジアンに打てる命中安定のじならしです。

(岩石封じの命中95はウソ)

命懸けは無闇に打たず、慎重に打つことを心がけました。

 

特性は強い精神力を持っているはずながら甘える髪の可愛さに骨抜きにされて負ける猿にイラついたため、さらに怒りのゲージを上げた負けん気としました。三桁帯では一度も甘えるを打たれなかったためあまり生きる場面はありませんでした。

 

配分はかつかつで、木の実込みでミミッキュの珠じゃれつく+影打ちを確定耐えするようにしたかったです。

 

持ち物はオボンのみや襷と選択だと思いますが、三桁帯にもなるとお祈りワンパン選手権が減ったこと、自分が考えた猿の一つの処理方法である対面操作技で襷を削ってワンパンするという動きを咎められる可能性があるため、フェアリー半減であるロゼルのみを持たせました。

結構刺さりましたが、スカーフを持って上から二発でまとめるという方もいらっしゃったので、これは次の課題にしたいと思います。

 

後述のドドゲザンと非常に相性が良く、

・相手のフェアリーテラスタルを誘い、鋼技の通りを良くする

・削り残したポケモンも不意打ちでしばれる

・火力に多く努力値を割いていないドドゲザンの火力の補助がステロによってできる

これらのことが優れていました。

 

あかりちゃんさんから卒業祝いに頂いた個体を活躍させられることが出来て良かったです😌

NNがとても素敵✨

 

ドドゲザン

僕と和解した総大将。

 

H:振るとめちゃくちゃ固くなるのでぶっぱ

S:気持ち同速抜けたらいいかな〜

HD:髪のメガネテラスムンフォ最高乱数切って耐え

A:余り

自分が使う前までは、ギロチンを振り回す人が多く、彼の存在に辟易していましたが、いざ使ってみると、

・強力な先制技

・テラスタルのタイプ変更と合わせて行動保証の鬼

・ステロやどくびしが痛くない

剣舞や特性の総大将による抜き性能

・猿が誘うフェアリータイプを返り討ちにする鋼タイプ

 

が非常に強力でした。

 

技構成は妖ディンルーやカイリューに刺さる、剣舞アイアンヘッド・テラバーストは確定で、最後は後述のツツミの足りない火力を補える不意打ちとしました。

思い切って代名詞のドゲザンを切りましたが、フワライド以外に欲しいと思いませんでした。

 

ラスタルでフェアリータイプになることが攻防両方ともに強く、

攻:見えないところからカイリューとディンルーに弱点をつける

防:カイリューやパオジアンに弱点をつかれにくい

これらのことが言えます。

 

調整についてですが、このSライン近辺のレースに本腰を入れて勝つ必要性が感じられず、また個人的な好みが耐久振りにして行動保証をつけることだったので、この調整となっています。

 

特性は最初負けん気でしたが、甘える髪が減る読みで総大将に変更しました。

 

持ち物はアンコールカイリューにも勝てるようにメンタルハーブにしています。相手の後出しのアンコールに怯える必要がなくなり相手視点強気に剣舞ができるようになりました。もっと評価されても良い持ち物だと思います。

 

ギロチンがなくてもカイリューに勝てるドドゲザンを開発できて嬉しいです。

唯一のネックである不意打ちの択も、短時間で盤面を整理し、リスクとリターンを天秤にかけるいい練習になりました。

猿と合わせた剣舞フェアリーテラバーストによって、ディンルーとカイリューに負けなくなったことが目標達成の要因だったと思います。

 

テツノツツミ

S:準速
C:実数値がSを越えないように、なるべく高く
H:余り

 

「相手のどのポケモンよりも早い」という確証があった(最速髪に二敗)ため、選出段階から試合プランを立てやすかったです。

 

足りない火力はステロ、氷テラスタル、不意打ちで補い、ワンパンできる範囲を広げました。

 

フリーズドライと水技の技範囲がシンプルに強かったです。

 

ドロポンがほとんど外れなかったので正直上振れていた部分はあります。

 

事前に削らないと髪に勝てないことと、倒れる時のびよよよーんはご愛嬌ということで。

 

ハバタクカミ

 

HB:A4振り塩漬けやタイプ一致イカサマで身代わりが残る

S:最速武人抜き(めっちゃ早い)

D:端数

C:余り

 

S3のこの髪を使っていました。

https://nemoharu22.hatenablog.com/entry/2023/02/28/223231?_ga=2.138385328.1030945108.1683637608-2055115755.1682564490

(後述のロトムガブリアスもこれの転用です)

チオンドクガにはeasyを取れますが、キョジオーンは技構成によるため微妙です。 

 

ですが髪自体パワーや匿名性があるポケモンであるため、相手の意表をつけたり、役割対象外でも普通の髪としてのある程度の性能は担保されているのがいいところではないでしょうか。

 

強い人は考慮外のポケモンを強く使っているイメージで、この髪もそれに近しいと思うため、このようなポケモンをもっと考えられるようになりたいものです。

 

居るだけで構築のSラインが上がるところが好みです。

 

あがめりくん、A0の色厳選してくれて本当にありがとう🙏

 

ガブリアス

ASぶっぱ

余りはBに振るとセグレイブの陽気つぶてほぼ耐えられる

 

SVの全シーズンで使ってるRulandさんから頂いた神ガブリアス

最終日に投入し、出した試合は全部彼の活躍で勝ちました。主人公すぎるし、親の御加護がある…(めちゃくちゃ急所当てるし、こっちはミリ耐えめっちゃする)

 

セグカミラッシャとサイクル構築のために入れました。

マリルリハッサム、セグレイブあたりをワンパンするのが本当に楽しいです。

 

増えていたウルガモスにも強いです。

最終日後投げしたら鬼火が飛んできてしまいましたが、そこから勝ちました。なんだこいつ。

 

ロトム

HBぶっぱ

S3のロトムミラーで後攻ボルトチェンジできるようにした名残で性格は呑気

 

流行ってたのであんまり使いたくなかったですが、飛行テラバーストカイリューとヘイラッシャが重かったので渋々入れました。

(逆張りとかじゃなくてメタられるのが怖かったです)

 

一発耐えてからの電磁波がガブリアスの補助になって強かったです。

 

ミミッキュを抜いたら髪が重くなってしまったので、今でもこの判断は正しかったか分かりません。

 

基本選出

コノヨ+ドドゲザン+ツツミ

コノヨの初手は読まれて当たり前で、それを跳ね返す型にしたつもりですが、最初にミミッキュを入れたように裏選出で一枠使ってもいいと思います。

あとはドドゲザンやコノヨザルを補完枠と入れ替えてました。

ツツミはほぼ全試合出勤してたのかなと思います。

 

重いポケモン

・テツノカイナ

ハッサムミトム

・ドドゲザン

・ヘイラッシャ

ミミッキュ

・ハバタクカミ

・キョジオーン

・テラスタルイーユイ

 

欠陥構築じゃん!と思ったそこのあなた…

 

 

正解です……

 

完成度低すぎる……

 

勝てなくはないけど……

 

 

 

構築についてはここまでです。

以下は僕個人の話になるので構築だけ知りたい方はここまでお付き合い頂きありがとうございました。

またどこかでお会いできたら光栄です。


何かありましたらhttps://t.co/W0lhvL4B17まで。

 

 

ここからは喋りたいこと喋ります()

 

勝負曲

・Twice 「feel special」

・NMIXX 「Love me like this」

 

どっちも神曲で気分が上がるので聴いたことがない人、k-popに興味がない人は是非。

真面目な話、勝負時の曲を固定するとすんなり集中できると思ってます。(feel specialの勝率多分9割越えなのでは)

どっちのグループも歌うますぎる。

特にNMMIXはみんな上手いです。

 

特大スペシャルサンクス

・はいぶりっどさん

1ヶ月間仕事の休憩の度にDMして相談したり情報共有してました。

(休憩中すぐ携帯見るし、めちゃくちゃ文字打ち込んでるからラブラブの彼女がいると同僚に思われてたらしい…)

 

二人で別の構築を練っていましたが、二人とも自身の最高順位を更新という考えうる限り最高の結果を残すことが出来ました。

また機会がありましたらよろしくお願いします!🙏

 

・あがめりくん

今月は、

・新しい職場環境かつ居残りあり

・彼女と別れる

・体調安定しない

・全然三桁触れない

でいいことがありませんでしたが、腐らなかったのは話を聞いてくれたあがめりくんのおかげです。いつも本当にありがとう!

彼女との別れ話で「あがめりくんがいるなら私いらないね」って言われたのは彼には内緒です。そういうことじゃないじゃん。

 

・りょんさん

勝てなくて辛い時に「楽しみましょう!」と一言くれたのが本当に効きました。

そこで義務でポケモンをやってしまっていることに気づきました。

りょんさんのおかげで切り替えて楽しくポケモンができるようになり、最後目標を達成できたと思っています。

ありがとうございました。

最終一位応援してます!前期の結果はご本人は悔しかったと存じますが、1位から潜り続けられる姿がかっこよかったです。

 

スペシャルサンクス

・キャス来てくれる人達

・コメントや反応をくれる人たち

・「おすかるさんの2000を見守る会」の、おすかるさん、みずもくん、ゆうきさん、あおさん

・最終日一緒に戦ってくれたみずもん鯖の皆さん

・斬新な意見をいつもくれるぽぽさん

・個体をくださったRulandさん、あかりちゃんさん

 

凡夫の自分が高い目標を達成出来たのは皆さんあってこそです。

心から感謝申し上げます。

 

あとがたり

・250戦という自分からしたら少ない対戦数で結果が出せてよかったです。

・今期は

新社会人になり時間が減る読み→

質を上げるために色んな人に協力を仰ぐ

という対策が功を奏してくれてよかったです。

・義務ポケになってる人は休むことをオススメします。そういう時は視野狭窄に陥っていたり、そもそも楽しめないので潜ってもいい事ありません。最終週の平日は潜らず、金土の夜と日曜の午後から潜りましたが三桁間に合いました。意外と時間を空けても大丈夫なんだなと知ったのもいい学びでした。

・最後の試合に勝って順位を見た時、気づいたら涙が溢れていました。

嬉し泣きしたのは人生で初めてだったかもしれません。こんなに熱くなれるものが見つかってよかったです。

次は三桁前半目指してポケモン楽しみます。

 

 

さいごに

またどこかでお会いしましょう。

ここまで読んでくださった方いないのでは😓

 

良いポケモンライフを!

 

雷謄雲奔ボルチェンコントロール(最終626位 R:2024)

S3みなさんお疲れ様でした!

 

めちゃくちゃ長いので気になるところだけ見てください!

 

質問や改善点ありましたら@harunemo22まで

 

目次

 

 

 

結果

S3:最高最終626位

この時動画は撮ってたんですが写真撮るの忘れてたのでそれの切り抜きですみません💦

 

 

構築経緯

 

流行っているらしいセグレイブ・ヘイラッシャ・ハバタクカミをメタるところからスタートしました。

 

・この時一番厄介だと考えていたのはセグレイブだったので、彼を倒す方法をまず探すことにしました。ミミズズなどを使えば受けることも可能ですが、テラス環境では受けのみで対処しようとすると攻め側のテラス変更によって容易に対処されることがS1のアマガドオーで痛いほどわかったことや、くろこさんが動画で「攻めの姿勢でセグレイブを対処できた人が上に行く」と仰ってたこともあり、セグレイブを含めて裏まで貫けるアタッカーを探す旅に出ました。

 

ここでセグレイブ上からワンパン選手権を開催したところ、ガブリアスの意地っ張り地面テラスタルの鉢巻地震で、Hの実数値207セグレイブ(意地っ張りガッサ抜き、残りHAに努力値振り分け)を90%超えの乱数(急所込み)で落とせることに気づいたので、彼を流行に対するメタの軸に据えることにしました。

*ずっとHを205と表記してしまっていました。お詫び申し上げます。

 

ガブリアスが明確に不利な相手としてテツノツツミやハバタクカミがあげられるので、打たれがちな氷技や妖技を誘って受け、高火力のボルトチェンジでサイクルを回すことができるチョッキジバコイルを引き先として用意しました。

 

・ここでセグカミラッシャには勝てるようになりましたが、オフ会でアーマーガアと組んでいる人たちにぼこぼこにされました。困っていたところ、フォロワーさんからHBロトムがおすすめだよと言われたので採用したところ、地面の一貫を切れるだけではなく、ボルトチェンジで対面操作することができる性能の唯一無二さに改めて気づいたのでそのまま本採用しました。これらを強力な基本選出(エース+特殊クッション+物理クッション)とし、残りの枠を補完で埋めていきました。

 

・対戦を重ねていくうちに、ハバタクカミがTier1で、使わない理由がないほどだと判断したのでとりあえず採用することに決めました。型はスカーフやメガネを試し、どっちも弱くはなかったですが、めちゃくちゃ強いかと言われたらそうでもなかったので他の型を探しました。(この型を否定してる訳では無いです。妖テラスメガネムーンフォースはリーチが長く、スカーフもブーストエナジー発動しないのでSの上昇が読まれなくて強いと思っています。)その頃、ちょうど僕の中で塩ドクガが熱かったです。具体的には塩が呼ぶサーフゴーにドクガをあと投げしてメガネオバヒで相手の裏ごと焼き尽くすのがめちゃくちゃ強いと思っていました。(実際この時期の杜のヨウカンオフで塩ドクガを使って準優勝の方がいました)この対策に頭を悩ませていたところ、カミの身代わりが塩漬けを耐えるまでHBに振って、塩を起点に瞑想を積みまくればいいのでは?と急に閃きました。この型にすると副産物として受けループやアマガドオー入りの構築にも強くなれたので、このまま採用しました。

 

・次に個人的にパラドックス環境で評価しているポケモンとして、カミを縛れる、無効化されない物理先制技を持つイルカマンが挙げられます。彼をしっかりと止められるよう、Hに振った雷パンチ持ちカイリューを補完として採用することを次に決めました。他にも役割を持たせられるようにテラスタルはノーマルにし、高火力の神速をBが低いパラドックスポケモンたちに打ち込めるようにしました。

 

・最後の補完枠に求められる要素として、状態異常耐性があり、増えていた格闘タイプとハバタクカミに弱くないことが挙げられていました。最初はハバタクカミのみを重く見てドドゲザンにしていましたが、カミにしか勝てず、増えていた格闘ポケモンに明確に不利を取るので環境に刺さっているとは言い難かったです。ここで解像度を下げ広く浅く見れるようにするために、身代わりを搭載したテツノドクガを代わりに採用しました。するとずっと欲しかった炎打点がこの構築によくマッチしており、出した試合もよく活躍してくれていたのでそのまま使い続けました。

 

この流れで構築が完成しました。

以下は個体解説をしていきます。

 

 

個体紹介

 

 

ガブリアス

AS252  いじっぱり(A↑C↓) テラスタイプ(TT):地面

 

 

セグレイブワンパン選手権優勝ポケモン

環境的に地面の通りがよかったのでエースとして十分な活躍を果たしてくれました。

テラスタイプは受けに使うべきか攻めに使うべきかという論争をツイッターでみましたが、こだわりポケモンはタイプ一致にするとそのタイプの技が効果抜群扱いになるので僕はこだわりポケモンならタイプ一致が基本的に好きです。(もちろんすべてタイプ一致がいいわけではないです)

最速にしてもだいたいのパラドックスは抜けないので火力に専念した性格となっています。意地っ張りにすると最速セグレイブ抜き抜きという美しい実数値を誇ります。

二枚のクッションの後攻ボルトチェンジから、ガブを安全着地する動きが非常に強力でした。

いじっぱり地震の火力はBに甘えたカバルドンを突破できたり(たまに乱数でオボンが食べられなくて次の地震で倒れる不運な時もあった)、HBブラッキーをテラス地震でごり押せます。

Bに4振るの忘れてて、セグレイブの礫の乱数めっちゃ変わるのこれ書いてて気づきました😰

襷セグレイブは選出画面でなんとなく感じるのでそういう時はロトムで削っていました。

(明らかに相手の構築のパワーが高すぎる時や他にチョッキが渡ってそうな時はタスキを警戒してました。)

(100戦ちょいやってワンパンできなかったのはタスキの一回。その時は相手の構築が極端にパワー不足だったのでタスキの線は切ってましたが、そのままパワーで押しきって勝ちました。)

 

 

ロトム

HB252 D4 のんき(B↑S↓) TT:鋼

 

 

僕のビジネスパートナーで、結果を残せた時はだいたいいる。なんか悔しい。

Hの種族値が低いことが気になりますが、ボルトチェンジがあったり、地面の一貫を切れていたり、補助技が豊富などえらいポイントが多いのも事実だと思います。

ロトムの水技読みでロトムを投げることが多々あり、その後に後攻でボルトチェンジしたかったのでSに下降補正をかけています。

TTはセグレイブのメインウエポンをだいたい半減できる鋼を選択しました。

セグレイブの電気テラスタルまで考えた場合Hロトムの方がいいかもしれませんが、ヘイラッシャを絶滅させるよう命を賜っているので彼にあと投げできる水で使い続けました。(彼に負けなし)

後述しますが、電気の一貫を切ってない人がほとんどで、切ったとしてもイダイナキバでロトムにガン振りなので環境への刺さりがすごかったです。

 

ジバコイル

H252 D252 C4 れいせい(C↑S↓) TT:水

HD:C252ハバタクカミの眼鏡マジカルフレイム二耐え、C252眼鏡ツツミのドロポンだいたい二耐え

 

 

使い慣れてる選手権多分一位。前作から色んな型でお世話になっています。

お互いテラスを切らない状態でカミに勝てるだけでなく、高火力のボルトチェンジでサイクルを回せるのが非常に偉いです。

チョッキポケモンはこの環境で必須だと思っていますが、個人的チョッキポケモンの中だとTier1です。(環境的に地面タイプがそこまで強くないと言われ、電気の一貫がすごかったことが一番大きい理由です。)

他に強い点としては、ヘイラッシャにも強かったり、徹底抗戦で自主退場をしながら相手を大きく削る器用な動きができるところも高ポイントです。(徹底光線は前期のpaypayさんのジバコイルを真似しました。)技範囲を広げるテラバーストも強力ですが、どっちも使った結果、徹底抗戦の方が役に立つ場面が多かったです。(技範囲が電気と鋼でまとまっているのが強い)

TTはフェアリーでもいいと思いますが、カミの炎テラスマジカルフレイムにも勝てるように水にしてました。飛行と草はセグレイブがジバコイルつららばり打ってくる世界なのでやめた方がいいです。

他のポケモンとの相性補完もよくタイプ受けサイクルの軸を担ってくれていました。

 

余談ですが、初期環境やメタゲームにおいては、参考文献がないので構築を組む難易度が高く、よくタイプで無効化できる技の一貫性がある人が多く見られます。(龍、地面、電気など)

それを意識してこれらのタイプ技を押し付けると、有利に対戦しやすくなることは覚えておくと何かの機会に役に立つと思います。

特殊ルールと仲間大会のジバコイルロトムはいつも最強でした。

 

ハバタクカミ

H52 B252 C96  D4S108  A0(マスト)臆病(A↓S↑) TT;フェアリー

HB:タイプ一致イカサマで身代わりが残る、A4振りキョジオーンの塩漬けで身代わりが残る

S:最速テツノブジン抜き

D;端数

C:余り

 

 

ビジュ良し、タイプ良し、数値良しの最高のポケモン

眼鏡にすると二枚のクッションで受けきられることが多いと判断したので、それすらも全員ぶちぬける型を考えたところ、シャドーボールを切った変な技構成と調整になりました。

見えにくいところから受けを崩したり、想定外の硬さを誇るので、相手の認識のズレを利用してeasy winを量産してくれました。

シャドボを打ちたいサーフゴーは僕の構築に刺さっておらず、カミに対してもこの火力だと落とせないので、シャドボがないことはあまり気にならなかったです。

基本は受けが多い構築に対して初手で出します。

受け相手でなくてもテラス択をなくせる様子見のみがわりが強かったです。

TTはムンフォの火力増強が見込める妖です。

 

追記

他の方の構築記事を見たら呪いや地震を入れてるキョジオーンが多かったのでそれに当たらなくてただ幸運なだけでした…

 

 

カイリュー

H196  A220  S92 意地っ張り(A↑C↓) TT;ノーマル

 

H;定数ダメージが最小の191(16n-1)

S:龍舞後最速100族抜き

A:余りでなるべく高く

 

 

パラッドクス環境でも強いポケモンだと思っています。Bが低い高速ポケモン(トドロクツキ、テツノドクガなど)や高威力の先制技で縛るしか倒す方法が見つからなかったポケモン(クエスパトラなど)が多かったので補完として採用しました。

そういったポケモンたちはステロと組み合わせて全抜きを狙おうとするので、それらを無に帰す厚底ブーツで採用しました。ポケモンの最大値を引き出す持ち物ではないですが、環境によくマッチしており、出した試合はほぼ発動していました。(相手の見えないステロにおびえる必要がないのが強かったです)

Tier1はハバタクカミですが、それを受けたカイリューは補完枠として優秀なポケモンに変わったと思います。

増加傾向にあったイルカマンを討伐してくれた仕事人です。かみなりパンチ+テラス神速で無振りイルカマンを落とせます。

 

 

テツノドクガ

B108 C252 S148  臆病(S↑A↓) TT:毒

B:あまりでなるべく高く

C:ぶっぱ

S:最速ミミッキュ抜き

(Aがニトロチャージのなごりでさいこうになっています)

 

 

最後に入ってきた枠。見た目が最高にかっこよく、色証を粘りましたが、八匹目で心が折れました。

早い身代わり持ちがえらく、また毒タイプがあることで増えていた格闘タイプたちにも強く出れることがナイスポイントです。

最後に入ってきたのであまり使えていないですが、高威力の炎技と毒技をこのSから打ち分けてくるポケモンが弱いわけないと気づいたのが遅かったことが悔やまれます。

自分で使うにあたり、カイリューしんそくで縛られることが嫌いでしたが、カイリューに対する世間の評価と自分の評価のギャップに冷静に気づくことができ、採用に至れてよかったです。

Bに振ることでカミのサイコショックも一度なら耐えられます。(メガネは…)

TTはあまり考察できませんでしたが、リーチを伸ばすためにテラスタルを使いたいので炎か毒になりそうです。

ツツミに抜群をつかれないために毒にしてましたが、ちょっと削れたセグレイブを落とせる炎の方が強いのかなと思います。

 

 

選出パターン

 

だいたい相手の構築にツツミかカミはいるのでジバコイルはほぼ全試合出していました。

そしてガブ、カイリューのどちらかは刺さっているので、エースとしてここで一枠選出します。

後は物理クッションが欲しい時はロトムを選びます。

コノヨ+クエスパトラやカバ+パラドックスなど、ガブに加えて神速が必要な時はガブとカイリューを同時選出することもありました。

ドクガはガッサやアラブルタケがいるときや、格闘タイプがいるときに出します。ガブが刺さっていないけど相手にセグレイブがいる時は、ロトムと合わせてドクガを選出していました。

受けポケモンが多い時はハバタクカミで全部破壊できるので積極的に初手に出して身代わりを置いていました。

 

基本はエース+クッション×2、エース×2+クッション、カミ+@2です

 

相手はジバコイルが受けられないので、だいたい初手にセグレイブが来ます。(僕もセグレイブに甘く組んで誘っています)

もしくは隠密マント持ちもいなさそうなのでキョジオーンが来やすいです。

それらを読んでガブ、ロトム、ハバタクカミを初手に出していました。

カイリューは絶対後から出します。

カミもテラスを切らせてしまえば神速が通るのでカミがいてもジバコイルとセットで持っていくことが出来ます。

 

 

重いポケモン

 

・ハバタクカミ

僕の使っている型まで考慮したら受けることは相当難しいと思っているので、このポケモンを全対応する方法を思いつくことはできませんでした。(S上昇ブーエナ甘えるも相当強いと思います)

僕の今の回答はムンフォ二耐えまでHDに振ったまけんきドドゲザン@黒いメガネですが、構築記事で他の方の考えを見るのが非常に楽しみです。

 

・イダイナキバ

勝ち方わかりません。ミトムがドロポン当てないと降参案件です。

 

ガッサ、マスカーニャ、ブジン、ハッサム、アラブルタケもきつかったですが、ドクガを入れたらだいぶましになりました。

 

 

こっからも長いので構築だけ見たい人はここまでで大丈夫です!

 

 

勝負曲

・Twice  Feel Special

・NewJeans OMGとかDittoとかHype Boy

 

特にFeel Specialが好きです。初オフ会の予選抜けがかかった試合、三桁チャレ、2000チャレ、2009から潜った最後の試合など大事な勝負の前に聞いていましたが、すべて勝ちました。JYP偉大。

推しはミナです。(聞いてない)

 

 

Special Thanks

 

 

・あがめりくん

 

彼がいなければ僕はここまで来れませんでした。

彼の誕生日月に最高の結果を残せたことも何か数奇めいたものを感じます。

いつもありがとう。

わがまま言ったらA0色ハバタクカミの厳選してくれたし、愚痴を聞いてもらったり、構築相談に乗ってくれたり、色々感謝してもしきれません。

 

 

・いつも案をくれる優秀なフォロワーのみなさん

 

Twitterで募集して、もらう案は僕が対策したいポケモン以外にも環境自体に刺さっていたり、汎用性があるポケモンを教えてくれます。うれしい悩みですがいつも案を出されたときにどのポケモンを使おうか悩んでしまいます。

特にいつも答えてくれるゆうきさんとゆぽんさんありがとうござぃます!

 

 

・オフ会で対戦したり、話してくれた人たち

 

みなさん対戦が終わった後に感想や思ったことを教えてくれたのでめちゃくちゃ参考になって助かりました涙

直接フィードバックを得られる機会がこんなにありがたいんやと気づきました。

めちゃくちゃ感動した思い出があって、僕が勝つと自分の予選抜けが怪しかったカスケードさんが、僕が勝った後おめでとうってさわやかに言ってくださったことを多分僕は一生忘れません涙

 

 

・キャス来てコメントくれる人たち

 

ポチベががんがん上がっていたので本当にありがたかったです!

不定期ですがこれからも細々とやっていこうと思います

 

 

あとがたり

 

・今月は持病が悪化して体調がよくなかったり、2月はばちばちのテスト期間だったりといろいろとありましたが、限られた時間の中である程度の結果を残すことができたことはとても自信になりました。個人的に時間管理が大の苦手でしたが、今回はだいぶ頑張れたと思います。たかがゲームかもしれませんが、こうやって人間的に成長できていることにこの上ない喜びを感じます。

2000乗ってからも複数回潜った自分を褒めてあげたいです👏

 

勝負どころの時はこの画像を思い出して「過去の自分を越えろ!」と言ってました

 

・この構築に変えてから勝率7割をずっとキープできていたのでもっと時間がある時にこの構築を思いつきたかったです🥲

潜る回数が足りなくてサブロム動かせなかったです…

 

・SVで結果がでていないことをバカにされて悔しかったので結果出せて最高の気分です😎

 

・環境が固まっていない初期環境の考察は得意ですが、環境が固まったここからまた結果を残せるようにがんばっていきたいです。まぐれだと言われたくない😭

 

・ちなみに前期2万位、その前は3300位でした。

五桁と四桁の希望の星になれたらうれしいです。

 

 

さいごに

 

こんな長いのに最後まで読んでくださりありがとうございました!!

 

気軽にコメントや質問DMしてください!

僕の長所は返信が早いことです!(聞いてない)

 

 

これを読んでくださった人たちが素敵なポケモンライフを送れますように。

 

 

 

ではまた。

最終3368位の備忘録

 

 

はじめに

今回の結果は全然良い結果だとは思っておらず記事を残す気はなかったですが、尊敬している方が構築記事は未来の自分のためになると仰っていたので、ざっくりとですが記録を残そうと思います。皆さんの役に立つか分かりませんが一応全体公開にしときます。

もしよかったら○○な部分は改良できるね!などアドバイスを頂けたら泣いて喜びます。

 

構築経緯

 

途中まで下記の構築で500~3000位くらいでうろちょろしていましたが、アマガドオーがメタられすぎて物理の電気or炎技や挑発サザンドラに当たりまくるなど、ストレスがやばかったのでやめました。

(これらを解決したりょんさんのアマガドオーが本当にすごい)

 

 

ゼクロム型ドラパやメガネジバコイルはめちゃくちゃ強かったのですが、それはアマガドオーという信頼可能なクッションありきの話だったので泣く泣く解散に...

 

 

次の構築は紆余曲折ありましたが、相手していて一番嫌だったセグレイブに強いHBブラッキーをまず採用しました。

次にサザンサーフゴーを滅ぼしたかったので後出しが安定するHDオボンウルガモスを採用しました。

この二体だと相手を崩す力がなかったので、鉢巻ガブリアスとメガネサーフゴーを採用しました。

キョジオーンとラウドボーンに負けたくなかったので、さらに崩し枠としてハラバリーを採用しました。

ミミッキュキノガッサカバルドンに強めで、相手に与える圧力が強いと思ったのでラムのみセグレイブを採用しました。

 

個体紹介

ブラッキー

HB252 図太い

イカサマで積み技を許さない、願い事で味方を回復する選択肢も取れるかつppが16、最強レベルの補助技だと思っている欠伸を覚える点が本当に強いと思っています。

ラスタルは相性補完がいい毒にしました。

完全に受けることは鉢巻まで考えると無理なので、持ち物はマルスケをはがせるゴツメにしましたが残飯で使いたかったです。

 

ウルガモス

H244 D252 余りC 穏やか

オボンがあることでパワージェム以外のサザンサーフゴーを後投げからぼこぼこにできます。

挑発やトリックを考えるとこいつらを完全に受けることは難しいので、ウルガモスのようにS関係を逆転させながら攻めに転じる方法を見つけられたことはなかなか良かったです。

舞えば炎タイプ以外はぶち抜けるので、サザンサーフゴー以外にも強く、出した試合は大活躍でした。

 

ガブリアス

AS252 陽気

火力バカ。テラスタイプは妖も地面も強いです。

地面テラスタルはH振りマリルリをワンパンできます。

妖テラスは不毛なドラゴンミラーの回答になるのでこれを教えてくれたあかりちゃんさんに感謝です。

何がやばいって早い・固い・火力あるのが強すぎる。

 

サーフゴー

H244 B92(ガブの地震最高乱数切って耐え)残りC 控えめ

ガブ対面にならなかったので耐久振りがいいのかは分からない

 

自分より遅いポケモンを弱いものいじめするポケモンだと思ってるのでスカーフとかじゃない限り、そんなにSに振る必要はないのかなと思っています。

ゴールドラッシュの火力が思ったよりすごくて高笑いしてました。

こいついるだけで欠伸展開を阻止できるのが強すぎました。もっと早く使えばよかった。

 

ハラバリー

H220 C252 D36(ポケ徹で調べてこれが総合耐久指数が一番高くなるらしい)

控えめ(キョジオーンやヘイラッシャに後投げして上から殴れるように冷静にはしない)

充電後にH252ドドゲザンとラウドボーンを確定で落とすために雷を採用。命中率は1/4でした。

強いけど僕が構築組むの下手すぎました。もっと上手い考えがあったのかなぁ…

 

セグレイブ

H4 B100 S252 A余り 陽気 (陽気ドラゴンアロー最高乱数切って耐え)

呼ぶ鋼に強く、妖を半減できるので炎テラスタルにしました。

サザンドラをカモれるのもGoodポイント。

マリルリが全然いなかったので刺さる時は鬼の刺さりを見せました。

つららばりマジで四回以上当てたことないのでしばきたかった。

セイヤさんにいかさまダイスじゃないならつららおとしはどうですかとオススメしてもらったので今度は試してみたいです。

 

ラスタル環境で気をつけたこと

・数値受け

・通りのいいタイプ一致テラスタルをなるべく使う

・身代わりや守るでテラスタルの様子見

・てんねん持ちを強く意識したこだわり持ちとハラバリー

 

さいごに

まだちょっとしか構築記事を読めてないですが、着眼するポケモンは悪くなかったのかなと思います。しかし、それを軸にして構築を組む能力が本当に自分にないのだなと痛感できました。

これからは軸のポケモンを突き詰めて構築を組む力を伸ばしていきたいです。

 

最終日に初めて徹夜して潜ったのもいい経験になりました。

同じ順位帯にいたセイヤさんのメンタリティが強すぎて特に参考になりました。残り数時間でS1終わるのに「まだ序盤なんで大丈夫です」とか言ってて今思うとおかしいこと言ってますが、その後潜り続けて三桁達成したの本当にかっこよすぎました。

これからはメンタルと健康管理も課題に入れて頑張ろうと思います。

 

 

ここまで読んで下さった方、ありがとうございました。

少しでも何かの役に立てたら幸いです。

 

何かございましたら、@harunemo22までお願いします。

気軽にDMとかリプ送ってください🙌

雨過天晴鳳凰グラードン@S35(最終515位)

はじめに

 

拙い文だとは思いますが、一部分だけでも読んでいただけると嬉しいです。

長いので目次を参照して気になるところだけ読んでもらうのがいいのかなと思います。

 

何かコメントや改善点等ありましたら@harunemo22までお願いします。

 

 

 

 

 

結果と構築概要

TN Haru 最終レート1812

最終順位 515位

 

 

 

構築経緯

前期2位のミルクさんが仰るように、オーガの上振れ具合は目を見張るものがあると思ったのでまずはオーガ対策から組むことに。

ゼクロムディアルガ、ムゲンダイナ、ナットレイなど、優秀なポケモンが挙げられると思うが、

・スカーフなら止められても、早いメガネや珠などの高火力を止めることはできない

・被弾回数が多くなりがちで、雷麻痺、しおふき急所、冷凍ビーム氷に悩まされる

・試行回数が多い雷撃や宿り木の命中率が気になる

・相手の裏への負担が大きくないorオーガが無理やり居座れる場合もある

上記のポケモンたちはこれらに複数該当してしまっていた。

 

そこで安全に受け出しができるかつ、+1ダイアースでザシアンをワンパンできるなど、裏へ与える負荷が高い、鈍いトリトドンを選択。

 

次にごまかし性能と型の匿名性の要素が非常に優れているHB鳳凰を選択。

 

鳳凰と合わせてイベルタルを見るためにザシアンを選択。

 

黒バドにうすいためイベルタルを選択。

 

ステロと合わせてイベルの破壊力をあげることができ、さらに初手置き安定となる耐久振グラードンを採用。

 

最後にあくびループを切れ、相手にイベルタルを選出させるorいないなら暴れてもらうために黒バドを採用。

 

完成

(実際はもっと型に紆余曲折があったのですが、下書きが長すぎたので一番しゃべりたいトリトドン以外は省略しました)

 

 

 

コンセプト

鳳凰+黒バドorザシアン+トドンでなんちゃってサイクルを回す

・ステログラードン+ザシアンor黒バド+イベルタルでパワーを押し付ける

 

・上振れを押し付け、こちらは拒否する

イベルタルの処理ルートを複数作る

・数的有利を維持したまま後発ダイマを通す

 

 

個体紹介

 

鳳凰 

腕白 H252 A4 B188  D4 S60 +2でスカーフカイオーガ抜き

厚底ブーツ

 

最強の鳥。

初めて使ったが、安定行動の塊である。

再生力もやばいが、こいつはアタッカーとしても一級品なので、相手のダイマ誘発力が高すぎる。こちら視点は電磁波or自己再生が安定であることが多い。

*電磁波は素早さ操作のためであり、麻痺運ゲはしない。あくまでそれは最後のお祈り。

たまーにHB一点読みする人がいたが、珠ダイジェットでそのポケモン飛んでるからなとぶつぶつ言っていた。

 

イベルタルの対処方法は以下の通り。

大体ダイジェットなのでそれを受けて電磁波(一ターン目)→

ザシアン引きでダイアーク(特殊)orダイロックもしくはダイアーク(物理)を受ける(二ターン目)→

ホウオウ引きでダイバーン(特殊)orダイスチル(物理)を受ける(三ターン目)

ダイマもなければ素早さという羽をもがれたイベルタルは破壊神とは程遠い。

アタッカーとしてのイベルタルの強さはざっくり言うと

①火力②タイプの通りの良さ③ダイマ後の上からイカサマや悪の波動怯み

だと思っているが、

①と②:鳳凰の数値とザシアンの優秀なタイプで受ける

③:鳳凰の電磁波

で解決した。

 

シーズン前半順位が伸びたのはオーガザシアンに対する鈍いトドンを見つけたこと、イベルタルダイマを枯らす解答をしっかりと用意できたことが要因だと思っている。

 

くろこさんが何かの動画で仰っていた「並びで見る」という言葉の意味を昔はわからなかったが、今回で言うイベルタル鳳凰×ザシアンという並びで見るということで少しは実践できたのではないかなと思う。

 

積極的に初手に投げることで、初手にたまに来る黒バドやザシアンに対してもテンポを取っていた。

脳死で初手電磁波をすると身代わりでだいたい透かされるし、安易に聖炎を押すと特殊相手に火傷が入って電磁波が入らなくなったり、またその逆もあるので、先を見据えた慎重なプレイングが求められる。

 

 

トリトドン 

生意気 H252 A108 B88 D60@食べ残し

A:鈍い後の+1ダイアースでH252ザシアン高乱数一発

 みがわりカイオーガのみがわりを地震でだいたい割れる

B:意地っ張りじゃれつく高乱数で耐え

D:カイオーガのダイアイス食べ残し込二耐え

全部数値かつかつすぎて笑った

 

最高のザシオーガキラー。

水技に対して安全に着地させた後に、鈍いを積むことでザシアン引きに対して強く動くことができる。

相手はトリトドンを見たらまずあくびを警戒しないといけないため、冷凍ビームでとりあえずつっこむ人も多かった。そこに鈍いがよく刺さった。

(ポケリーグ以降は全く刺さらなかった。みんな即決で特殊アタッカーに下げていた。ちょこぱぃさんがトドンを活躍させたせいである。)

 

鈍いを見せるとランドロスグラードンを投げてくる人が一人や二人ではなかったので、タイプ相性を分からせるために特殊技の冷凍ビームを採用。

(熱湯だと氷が溶けるのだが、晴れだと火力がでないので冷凍ビーム。)

 

ダイアースでDも上昇させることができるので、(あまりやらないが)先にダイマを切っても相手のダイマを自己再生で粘ることもできた。

 

ディアルガなどの初手ダイマが匂う時(相手の構築にマーシャドーがいて、他にダイマして強いポケモンがいなそうな時など)はバドで壁を貼り、死に出しでトドンを投げて自己再生でターンを稼ぐこともたまにやっていた。(対応範囲の拡大)

 

何より地面タイプなので、電磁波にあと投げできるのが偉すぎる。

 

特性とタイプで生きているだけという評価は本当にその通りだと思うが、プレイングと周りの補助でいかようにも化けることを痛感した。

(今回の補助はバドの壁と鳳凰の聖炎の火傷)

 

ちなみにトドンはピンク派。

 

 

ザシアン

意地っ張り H252 A余り B20 D4 S100 @朽ちた剣

HB:意地っ張りぶっぱきょじゅうざん+電光石火二連高乱数以外耐え

S:だいたいのいじっぱりザシアンを抜けるライン

(前期のミルクさんのザシアンの実数値+2)

 

圧倒的tier1

ザシアンがいないと話が始まらないと思っているくらい必須だと思っている。

Sのいたちごっこだけ好かないが、この調整によってHSザシアン以外のザシアンの上を毎回取ることが出来た。(ここまで振るなら準速ダイナ抜きにすべきと後から気づいた)

 

数値やタイプでサイクルを頑張って回そうとしてくる相手に対して、剣舞と広い技範囲でダイマを強要した後に、こちらの後発ダイマを押し付けるのが太い勝ち筋。

(この環境にヌオーがいないことで剣舞ザシアンを受けで対策することが難しくなっていた。そこに剣舞インファ+ワイボザシアンはよく刺さった)

相手のダイマグラードン鳳凰と合わせてうまくいなせるサイクル性能もナイス。

もちろんSが早くスイーパーとしても優秀なので、体力が少しでも残っていたら積極的に残すようにしていた。

 

 

 

黒バドレックス 

臆病 CS252 @ラム

 

器用な王様。

最初はイベルタルの選出を強要させる駒としか考えていなかったが、場を荒らした後のスイーパー性能や、壁や挑発を絡めた初手性能の高さに気付いてから選出の幅が広がったと感じている。

本当は襷にしたいが、他でカバルドンがどうしようもないので泣く泣くラムに。(襷ならイベルタルを見ても臆さずに初手に置くことができるので本当なら襷の方がいい)

鬼火と怖い顔は構築単位で重い物理ポケモンダイマを止める事ができるいい技だった。

clearさんがアンコール型で結果を残しているように、構築によって補助技をカスタマイズできるのがこいつの強みであり、使っていて楽しいポケモンである。

 

バドも簡単に切ることはせず、壁を貼った後、裏に残してスイーパーにしたりダイマターン枯らしをしてもらうことを心がけた。

イベルタルが多くなかなか選出することは難しいが、補助要員兼サブアタッカーとして使うならこいつの右にでるものはいないと思っている。

伝説の中で一番好き。

 

 

イベルタル 

控えめ CS252 @命の珠

破壊神。

伝説の中でバドに強いやつが鳳凰以外に見つからなかったので、本当はダイマランドロスを使いたいが、渋々ダイマアタッカーとして採用。

 

意地っ張りきょじゅうざん+石火耐え調整もめちゃくちゃ強いと思うが、自分は破壊力を最重要視したので、CSぶっぱ。

考えるのがめんどくさいとかそういう理由ではない汗

 

ダイマが終わると途端に性能が落ちると考えているので、何が何でもダイマの3ターンで試合を決めることを意識していた。

そのために相手に先にダイマを切らせること、ステロを組み合わせることを意識していた。

 

イベルタルをまともに使ったのが初めてだったが、ステロを巻いたあとのワンパン性能が高すぎてびっくりした。さらにステロと合わせることでマーシャドーにおびえる生活が終わったのがうれしい。

 

グラードンの晴れと合わせたダイバーンでザシアンワンパンするの気持ちよすぎだろ!と言いたいところだがあまりその機会は訪れなかった。

 

 

グラードン

意地っ張り H228 A20 D252 余りB @イバンのみ

H:イバンの計算しやすいように4n

HD:特化イベルタルのダイアーク75%で耐え

A:H252ザシアンを断崖の剣で75%でワンパン

こいつも数値かつかつ

やっすんさんのイバングラードンが好きでよく使っていたのでイバンを持たせた起点作成役グラードンを思いついたのは比較的早かった。

こらえるを採用+Dに厚くすることによって、

イベルタルの技はなんでも耐える前提で岩石封じ→こらえるで確実にイバン圏内→ステロを巻きつつダイマターンを枯らす→裏から安全にアタッカーを出す

という再現性の高い流れを形成することが出来た。

 

マーシャドーとバドレックスは襷を食い合うことが多く、同居している可能性は低い。これが何を意味するかというと、イベルタル+バドレックスは鳳凰イベルタルマーシャドーにはグラードンが初手置き安定なのである。

イベルタル軸への回答の複数化

(相手のイベルタルの追い風は泡吹いて倒れることで対策とする。)

断崖の剣でないとザシアンはワンパンできないので、断崖一択。

 

 

 

重いポケモン

・地面タイプ全般

中盤までだいたい出てくるのがアタッカーじゃないのでなんとかなっていたが、鳳凰を軸にしている関係上、珠ランドロスの流行の影響をもろに受けてしまった。

カバのあくびループはトドンの食べ残しと鳳凰の再生力でくるくる交代させることでノ―ダメージにはなるのだが、全く解決になっていない。

 

 

ゼクロム

ザシアンにじゃれつくがない上に、地面タイプの二匹ともがアタッカー性能がある型ではないのできつい。オーガがいない、地面タイプは二体いるパーティーに選出してくる人が多くなくて助かった。

自分のイベルタルがきつそうな人は選出してきたが、その時は涙目になっていた。

 

 

基本選出

・バドが入ってる場合

鳳凰+トドン+ザシアン

 

マーシャドー入り

グラードンイベルタル+ザシアン

 

序盤は一つ目の並びが多く、イベルタルを信用できるようになった中盤以降は二つ目の並びをよく使っていた。

先にダイマを切らせて、数的有利を維持したままこちらのダイマを通すのが太い勝ち筋。

 

 

自分語り

 

・今期のテーマは「試行回数を稼ぐ」でした。約半年前、ランクマッチを本気でやった時は200戦しか稼げなかったので、まずは質より量を稼ぐことを意識しました。

今回は半月ほどで200戦を超え、最終的には350戦こなすことが出来たのでこの目標は達成できたと思っています。良かった。

しかしレブロンさんやセイヤさんのように一カ月で1000戦以上やってる方もいらっしゃるので、まだまだ試行回数を増やしていかないとなと思っています。

 

・僕がポケモン対戦で大事にしていることは運負け要素を減らすことです。

例えばなるべく構築にラムのみ持ちかレヒレを入れるようにしています。伝説環境なら電磁波対策で地面タイプを多めに入れたり、仲間大会の起点役は電磁波を使うのではなく命中安定の電気玉投げつけるにするなどしています。

今回で言うと上振れを押し付けてくるカイオーガに対しては冷凍ビームの氷以外は対処できるトリトドンで対策し、逆に自分は聖なる炎の火傷や電磁波の麻痺バグを狙えるホウオウを使って上振れを押し付けていました。

これにより比較的イライラしにくいポケモン対戦が送れたと思っています。

 

・中盤まで上位帯で戦うことができ、そのうちにレートを盛ることができたことは嬉しかった反面、終盤に入ってからは全く勝てなくなり保存に走ったという観点から言うと、嬉しさと悔しさが入り混じったシーズンとなりました。わかりやすく序盤元気マンでした。

さらに、ザシアン鳳凰トドンでもっと結果を出している方を知り、ポケモンは強かったのに自分のせいで勝たせてあげられなかったことを知りました。悔やんでも悔やみきれないです。昼休憩にツイッターを見て泣きそうになっていました。

この結果に全く満足はしていないので、次はレート1900or今回より高い順位を目指してさらに精進していきます。

 

・やる気の波の上下が激しすぎて次いつランクマをやるのかわかりませんが、とりあえず今年度まではパルデアでも頑張ろうかなと思っています。

 

 

 

Special Thanks

 

・僕の精神安定剤のあがめりくん

https://twitter.com/meri_poke?s=21&t=sHEVJ6ae5i1sIO95AvRwTQ

親友。

僕がTLを愚痴で埋めないよういつも話を聞いてくれる、レートが上がった報告ツイートを見て毎回おめでとうコメントをくれる、伝説もめちゃくちゃ貸してくれたし西の色違いトリトドンは譲ってくれた。

彼にこの環境でマーシャドーを切るのはやばいと思うよって言って貰えたおかげでイベルタル+ステロという強力な軸を確立することが出来た。

いつも色々ありがとう。

 

・同じディスコサーバーのみなさん

皆さんと切磋琢磨できたこと、皆さんが三桁で勝っているところを見ていたことが本当にいい刺激になりました。

さらにサブロムの作成もおすすめしてもらい、そのおかげで精神を安定させることができました。

特にミラさんには格別の感謝を申し上げます。もともと今期やるつもりはなかったですが、毎日頑張ってる姿を見て自分もやってみようかなと思い立つことができました。

そして色ザシアンを譲ってくれたhuyuさん、個体を貸してくれたclearさん、ミントをくれたちょこぱぃさん、ありがとうございました

 

お互いをリスベクトしあって高め合うこのディスコ鯖がめっちゃすき。

まとめての感謝になりますが、みなさんいつもありがとうございます

 

・本記事を読んでくださったみなさん

駄文かつ長文だったと思いますが、最後まで読んでくださりありがとうございます。

 

推敲をするにつれてどんどん文字数が増えていくこの記事を誰が読んでくれるのかと恐怖していましたが、ここまで読んでくださった方々がもしいらっしゃるなら泣いて感謝申し上げます。(これでも文字数減らしたので許して下さい。最初は9000字で3000字も削りました,,,)

このルールが終わるのに読んでくれる人達は神です。

何かの役に立てたら光栄です。

 

 

さいごに

 

Special Thanksから分かる通り、周りに恵まれているなあとつくづく思います。

重ねて感謝申し上げます。

 

応援して下さる方々にできる唯一の恩返しが結果を出すことだと思っているので、ここで満足するようなことはせず、さらに結果を出せるように精進します。

 

 

 

 

 

では、また、どこかで。

 

周りに恵まれていることに関して自分は優れている(仲間大会最終1位構築)

〇結果

1位(最終レート1614)

 

ダイマなしルールの知識や経験はSV以降に役に立ってくれると思うので、大会に参加していなかった人も是非読んでいただけるとうれしいです。

こうした方が読みやすい!などの意見もお待ちしています。(もっと読みやすいものを書きたいと思っています)

 

タイトルはいつも大会名にしてましたが、イキってそれっぽいのにしてみました。

不評ならすぐ変えます()

 

○概要

 

パルデアリンク(冠のダイマ禁止)という神ルールの大会が開催される(しかも複数回も)ことを知り、出場を決意。

 

ダイマなしの経験はほとんどなく、唯一やったことのあるスパイクチャレンジの勝率も五割としょっぱいものだったが、めちゃくちゃ楽しかったので本大会に対して非常に期待していた。

(実際楽しかった。運営のラミさん、連日の開催本当にありがとうございます!)

 

では本題。

 

○第一印象の羅列

 

・まずは相手のウーラオスを複数パターンで見ることから始まる

・草技以外でワンパンされないトリトドン強くね?(結局使わなかった)

・きっと悪ウーラオスばっかだから逆張りで水使いたい(悪い癖)

・受けループとちいさくなるラッキーには負けないようにしたい

・ウーラオス受けとしてHBサンダーは何があっても使わない(数値足りてない)

 

〇構築コンセプト

・サンダーやゴチルゼル、上振れ(小さくなるラッキーとか)を狙ってくる相手にイライラしないようなパーティーを組む

・パワーの高いポケモンたちを選ぶ

・多様な選出パターンを組めるようにする

 

○構築経緯

 

まずはマスコット枠で「ウーラオス」を採用。(最初なので型は決めない)

相手の選出を読みやくするするためにウーラオスは入れ得だと思っている(多分実際に試合には出せないとは思うけど)  

 

次にウーラオスを受けることを考えたい。

自分が受けポケモンを決める際に重要視してることがあり、それは裏への負荷をどれだけ高くできるかということである。

この環境で意識しなくてはならないアタッカーとしてウーラオスともう一匹、ウオノラゴンが挙げられる。このポケモンたちを受けられるタイプが水/妖・自然の怒りで裏への大きな削りが見込める・ミストフィールドで状態異常によるイライラがない・そもそも好きという点から「カプ・レヒレ」を採用。(まだ自然の怒り以外の技は決めない)

 

次にウーラオスとの攻めの補完が取れており(タイプや物理・特殊という観点でも)、上二体が苦手なサンダーに強い点から「ウツロイド」を採用。

 

まだサンダーに薄いと判断し、さらにゴリランダーを舐めすぎているので、HD身代わり「ヒートロトム」を採用。受けづらいマンムーに対して最低限投げられるのも偉い。

 

まだゴリランダーに薄く、ウーラオスとウオノラゴンの役割集中でレヒレが突破されかねないので、それを緩和させるべくHB「モロバレル」を採用。鉢巻受かってないやんという声もあると思うが、スカーフウーラオスと毒タイプ(ドヒドイデ)で全ウーラオスをケアする動きをスパイクチャレンジの記事で見たのでそれを真似することに。(ここでウーラオスはスカーフ型に決定)

 

このままでは相手の受けループに弱く、ちいさくなるラッキーに勝てないので、剣舞ヒートスタンプでラッキーに後投げから確実に勝て、さらにHBアーマーガアを+2状態において高乱数でワンパンできるヒートスタンプ持ちAS「ドサイドン」@珠を採用。

 

そして、未定にしていたウツロイドやレヒレの技構成について。

この環境は受け構築が強いと考えているので、崩しの手段は多い方がいいと判断。

よってそれぞれ渦潮挑発と、アシッドボムを採用。

 

他にもラグラージ剣舞珠ゴリランダーに浮気するなど、紆余曲折あったが、この構築で四日目に潜り、1590まで行けたし、最終レート1600↑の方たちにも勝てた。

 

○さらなるブラッシュアップ

 

1600チャレンジから、鋼タイプにボコされ続けたり、また、モロバレルドサイドンが選出しにくかったためこの枠を変更することに。

(ウオノラゴンとウーラオスの役割集中をされたことがなかったり、そもそもこれらが同居してるケースがあまりなかった。そして当たった受けループも0で、ちいさくなるラッキーも当たらなかった。ニチャりたかっただけに残念)

 

ここで足りない要素として、

・ジバorサンダーノラゴンに不利(ジバコイルよりも遅いドサイドンは動きづらい)

・鋼タイプに弱い

・地面タイプの処理速度が遅い(主にランドロスガブリアス)

・対面駒の存在の必要性(タイプ受けサイクルor対面選出という、選出の多様化のため)

 

ここをクリアしようと考えた。

よって、自分の作ったtier表からこれをクリアする以下のポケモンを選んだ。https://twitter.com/harunemo22/status/1568254410228383745?s=46&t=bfah5JL4jM1tQqmNJGTThA

(気になる人どうぞご覧下さい)

 

HBモロバレル→襷むしのしらせ「ウルガモス

ドサイドン→ADチョッキ「マンムー

に変更することに決めた。

対面駒としてのウルガモスは求めていた枠にがっちりハマってくれた。

マンムーはレヒレに高威力水技がない弊害を解決してくれ、地面タイプの迅速な処理を担ってくれた。

 

これで五日目に念願だったレート1600を達成することができた。

地面×岩の技範囲を切れていない以外は満足できるパーティーを組むことができたと思っている。

以下個体解説。

 

○個体紹介

 

カードの性能が非常にすき

 

・連撃ウーラオス 意地っ張り AS252 @スカーフ

相手の選出を読みやすくするためのマスコット。

ゴツメで手が血だらけになってゴリゴリ削れるのであんまり出したくない

しかし明確な受け駒がない構築に鬼の刺さりを見せ、ヒヒダルマやエースバーン、ミミッキュランドロスなどのtierが低いやつらに強いのがありがたい。

ちなみに出した試合の勝率は半分くらい。やっぱりみんなしっかり対策していた。

悪じゃないのは逆張りオタクの悪いところだが、剣盾の歴史を振り返ってみると悪が多いときは水が刺さると示されているので、この判断は間違っていないと思う。ドラパルトを重く見るなら悪の方がいい。

 

陽気じゃないのはミントの節約という甘え。

陽気のほうが絶対いい

 

最初は雷パンチで使っていたが、毒づきにしていないせいでフェアリータイプに何もできず二回負けた。

 

 

カプ系の色違い綺麗すぎてめっちゃ欲しい

 

・カプレヒレ 図太い HB252 @ゴツメ

残飯がロトムに行っているので渋々ゴツメだが、ナットレイ対面、挑発→怒り+ゴツメでばっこり削ってウツロイドのメテオビームの起点にできたり、カイリューのマルチスケイルやウーラオスの襷の線を消すなど、なんとなくで採用した割に大活躍してくれた。

こいつの性質として、ミストフィールドのおかげで状態異常にならない(主にサンダーの静電気と暴風混乱や、欠伸展開)、ドラゴン技半減の恩恵を他のポケモンも受けられる、問答無用で相手の体力を半分削れる自然の怒り、渦潮&挑発で高耐久低火力ポケモンを起点に崩しも担える…

強い要素しかない。

余談だが、黒い霧にしてもいわゆる害悪に強くなって面白いかもしれない

いつも技当ててくれてありがとう。

 

ザシアンいない環境ならずっと使ってる

見た目も可愛くて好き

NNははじクラゲ(意図が伝わってくれたら嬉しい)

 

ウツロイド 臆病 C172 S252でビーストブーストでSが上がる調整 残りはB(鉢巻不意打ちを耐えられるようになる) @パワフルハーブ

 

相手に鋼タイプがいても出す。ガブリアスがいても出す。

鋼(主にジバコイルナットレイ)はレヒレの自然の怒りと合わせて役割集中で倒したり、交換読みアシッドボム→メテオビーム or メテオビーム後の+1マジカルシャインガブリアスを何匹も倒した。(一回チョッキガブにボコされた)

 

技構成にステロがなかったり、高威力の毒技がない理由は、

・ステロを打ちたいと思わない(襷持ちが環境に少ない)

・H252レヒレヘドロウェーブでワンパンできない(悲劇)

などから採用を見送った。

それよりもメテオビーム後の高打点となれるパワージェムと、崩しを担えるアシッドボム、ウーラオスガブリアス、ウオノラゴンに打てるマジカルシャインを採用した。(マジカルシャインは相手に使われてすごい嫌だったので真似した)

 

とんがっている性能をしていて使うのが難しいと思うかもしれないが、メテオビームのタイミングさえ間違えなければ圧倒的な抜き性能を持っているので是非是非使って見てほしい。

こいつも相手の選出を読みやすくしてくれる(鋼と地面タイプが必ず来る)、サンダー対面裏への負担が凄まじいなどから強い要素しかないと思うが、一回しか当たったことがないので使われないのが不思議である。

 

一回ハッサムのバレパン耐えなくて運負けぇ!とキレそうになったが、抜群で入ることを知らなかった。エアプか。

 

こいつもメテオビーム全く外さない。いつもありがとう。

 

 

タイプと特性だけで飯を食ってるこいつに結局いつもお世話になってる。なんか悔しい。

 

ヒートロトム 穏やか HD252

固有のタイプかつ浮遊がめちゃくちゃ偉い。

主にサンダーとナットレイに後投げして身代わりと悪巧みで相手の裏に圧をかけていく

マンムーに強いと思って採用したが、みんな熱い脂肪&チョッキでオーバーヒートがしょっぱい火力しか出なくて情けなくなった。

刺さる試合が多く、身代わりを置いたときに試合相手の「あっ...」という言葉が聞こえてきた気がした。

 

でもおまえは鬼火もオーバーヒートも外しすぎじゃ、ハゲタコォ

 

 

本当に虫が嫌いだが、ウルガモスはなぜかすき

 

ウルガモス 控えめ CS252 @襷

むしのしらせ

(控えめにすると+1むしのさざめきのリーチが伸びる。具体的にはウオノラゴンに対する乱数が非常に上がる)

ギガドレインなのはポリドヒドの数値受けではなく、タイプ受けサイクルをしようとしてくる人が増えた(例を挙げるとナットレイドサイドン・レヒレみたいな)と感じたのでタイプ一致の炎技と補完に優れている草技を採用。

こいつのおかけで鋼に対する処理ルートが増え、さらにはウーラオスウルガモスウツロイドのような対面選出を組めるようになった。

全部命中安定なのも安心感がある。

サンダー対面は蝶の舞い→暴風被弾→むしのしらせ圏内に入る、ことを覚えておくと便利。

(この場合はサンダーを予め削っておく必要があるが)

 

 

 

ミミッキュの次くらいに好きで、わざわざ色厳選するくらいには愛がある

厚い脂肪の理想個体はディスコードの同じサバの方からいただきました!

 

マンムー A252 D172 (無振りレヒレなみのり二耐え) 相手のマンムー意識で余りは全てSに 厚い脂肪 @とつげきチョッキ

 

五日目に投入し、颯爽とMVPとなった。

氷/地面タイプが攻めとして本当に優秀であり、この環境で抜きたい相手もそこまでいないので努力値を耐久に回すことができるのが偉い。

厚い脂肪はアーゴヨンの火炎放射やサンダーの熱風を悠々と耐える優秀な脂肪である。

回避率+4のカイリューに氷の礫を当ててワンパンした時はいい意味で発狂した。

頭が上がりません。

 

○重いポケモン

・レヒレ

ウツロイドヒートロトムが有利そうな顔をしているが全然そんなことはないのでキツイ。

HBならギリ許容だが、メガネやスカーフだと本当にキツすぎる

このパーティー水の一貫やばすぎる

 

・チョッキマンムーorランドロス

ヒートロトムもレヒレも削ることは出来ても倒すのは難しい

ランドロスはこのルールで強いとは思わないが、当たるときついもんはきつい

 

ウツロイド

マンムーを大事に扱わないと勝てない

当たらないのが本当に幸い。なんで?

 

ミミッキュ

これもウーラオスの選出が強制される

鋼タイプ入れてないのが悪い

 

水ウーラオスでしか見れないポケモンが多いので、相手のウーラオス受けを読んで毒づきを打ったり、スカーフで奇襲をかけて倒していくことが大事。

 

 

〇さいごに

 

本大会は自分の覚醒のきっかけになったと言っても過言ではないと思っています。

具体的には念願だったレート1600突破という数字の面でも、環境が変わっていくこと(具体的にはウーラオスの減少による鋼の増加)に気づきウルガモスを採用し、変化に対処できたという体感的(経験値?いい表現が思いつかない)な面でも、成長することができました。

 

最初は自分の宗教上の禁忌を破りテッカグヤを使うなど迷走していましたが、終わってみれば好きなポケモンたちしかいないパーティーで1600まで来れたことはなにか運命的なものを感じざるを得ません。

 

また、ディスコードの同じサーバー内のメンバーや他の仲間大会で知り合った方たちに支えられ、刺激をもらっていたことがこの好結果につながったとひしひしと感じました。

自分がポケモンに関して才能がないのは痛いほどわかっていますが、こういった方たちの存在あってこそ、このような才能以上の結果を出すことができたと思っています。

重ねて感謝申し上げます。これからも何卒よろしくお願いします。

 

 

長くなりましたが、最後に本大会を通して意識したセリフで締めようと思います。

ガチ対戦を初めてもうすぐ一年になりますが、単独でまともな結果を出せない自分が情けなかったです。

自分より年下の方もいれば、自分より短いスパンで結果を出してる方もいる。

ポケモンはゲームであり、趣味なので才能がない自分はすっぱりやめた方が良かったのかもしれません。

それでももがき続け、目標を達成した。

たかがレート1600、果てにはゲームじゃんと思う方もいると思いますが、僕にとっては人生で初めて目標を成し遂げたことだったのでこの上ない喜びがありました。

 

自分が天才でないことに見切りをつけないで良かった。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

少しでも読者の方の知恵や経験値となれたならこれ以上に幸いなことはありません。

実際に使ってみた!やこのポケモンを真似してみた!というコメントを頂けたら泣いて喜びます。

 

では、またどこかの仲間大会で。