【あいさつ】
閲覧ありがとうございます。
結果はベスト8と、目標からは程遠いものですが、記録として残しておきます。
誰かの参考になれれば幸せです。
完成度は8割くらいで、禁止伝説以外の崩し枠を詰めればもっと上にいけると思いました。
【使用構築】
*決勝Tは、
ワダチ▶HDチョッキガチグマ
原種ガチグマ▶ラム挑発タケルライコ
に変更
【参考文献】
①僕が大型仲間大会のGSルール(仮)で優勝した時の記事
https://nemoharu22.hatenablog.com/entry/2024/03/06/132604
②Gドラさんと作った禁止伝説のTier表
③くろこさんの剣盾時代の記事
(無断転載ごめんなさい)
https://shar965.hatenablog.com/entry/2020/08/02/084645
【コンセプト】
・このバカアホのパワー環境でサイクルをする
・tierB以上の伝説にはだいたい勝つ
・伝説対策ポケモンに複数の役割を持たせる
【構築経緯】
主に予選のことを書きます。
一体目
まず構築の始点。
参考記事の①より。
伝説の中で最も止めることが難しいと考えている黒バドレックスを綺麗に処理するために、
「交代技を有する拘りスカーフ持ち+クッション」の処理ルートを考えた。
具体的に。
初手で黒バドレックスの上から交代技を打ちながら裏のクッションに引くことで、
・相手の襷をケア
・打たれる技を制限しながら安全に裏に引くことができる
・削れた黒バドレックスを後出しのクッションと安全に対面させることで、
削れた黒バドレックス+自分はトドメを刺せるという盤面から試合を始められる
これが実現可能だと考えた。
ここで参考の③より。
「環境トップポケモンを交代技持ち+拘りスカーフ持ちで先制で動かすことは強い」
ことをこの記事から学んでいた。
対面が不利ならば技を当てて相手の育て方を確認しつつ裏に引けばいいし、
もちろん対面有利ならばそのまま殴ればいい。
最初に試合展望を見極めるスカウト(斥候)にも、
最後に試合を決めるスイーパーにもなれるのである。
ここで参考の②を見ると、Sランクでありながらとんぼがえりを使える高速アタッカーがいることに気づく。
(加えて、伝説の中で最も高火力のとんぼがえり使いでもある)
よって、初手の拘りスカーフ持ちはコライドンに決定した。
二体目
ところで、コライドンの強みは何か??
特性込みの異常火力、高い素早さ、炎/格闘/龍という広い技範囲、優秀な補助技・S操作技…
自分は「天候を晴れにする」部分に着目した。
前述の要素は「コライドンが強い理由」であり、「コライドン構築が強い理由」とは本質的に似て非なる。
天候を晴れにすることで強くなるポケモンは種々あれど、自分は二体目に拘りメガネハバタクカミを選択した。
晴れ下であればCS一段階アップになり、水ウーラオスに滅法強くなることができる。
さらに伝説で多いドラゴンタイプに有利を取れ、特にコライドンの技の一貫を切れている点も特筆しておきたい。
また、コライドンが誘う物理受けの交換をとんぼがえりで一方的に見ながら、高火力の特殊アタッカーであるハバタクカミを物理受けと対面させるという一方的に試合の主導権を握る強い動きも可能である。
この二体が強力な基本選出になると考えた。
三体目、四体目、五体目
ここまでで基本選出の二体が決まったため、各伝説に対してクッションとなれる一体を穴埋めで決めて行った。
まず、ミライドン受けを考える。
控えめイナズマドライブでハバタクカミを吹き飛ばすこのバカポケモンを受けるべく、技範囲とよくいるテラスタイプを想像した。
電気・龍・氷・妖と判断し、全てを半減以下で受けられるチョッキジバコイルを発見した。
ミラーコートで自分で削ることも出来れば、
後攻ボルトチェンジで安全に裏に託すことも出来る。
しかし、この時は地面タイプを狩り殺せる氷テラスが思いのほか少なく、
それよりもボルトチェンジをしてくる型が多かったため、ボルトチェンジを無効にできるポケモンに変更することに。
結果、龍技を半減にでき、Eフィールドにタダ乗りでき、対面操作が可能なテツノワダチを採用した。
*決勝Tは相手への全体的な圧を考えて、テラス後、パオの聖剣+不意打ち+イナズマドライブを耐えるチョッキガチグマを採用。
後悔ポイント①
次にコライドン受けを考える。
晴れ下&炎テラスタル&意地っ張りフレアドライブはH振り暁ガチグマが乱数で飛ぶアホ火力を持ちながら、
挑発/ビルドアップ/ドレインパンチ/@1という、全受けポケモンを○れる型が一つの型として強すぎたので、
この枠の決定は非常に混迷を極めた。
しかし、今年の竜王戦の考察動画を思い出し(出てはない)、「特性で炎タイプに抵抗を持たせる+フェアリーテラスタル」が安定することを知っていたので、厚い脂肪やもらいびのポケモンを探す旅に出た。
そこで、そもそも高数値でありながら、晴れと相性がいい朝の日差し+ステルスロックを覚え(ヒードランやマンムーとの違い)、タイプ一致の岩技で炎テラスコライドンを能動的に削ることが出来る(ソウブレイズとの違い)もらい火のヒスイウインディを採用した。
最後に忘れかけてしまっていた黒バドレックス受けを考える。
最初は悪タイプで考えていたが、コライドン引きからのフェアリーテラバーストで簡単に試合が終わるため、ノーマルタイプを探しつつ、清めの塩キョジオーンの考察も進めた。
僕の調査結果では、そこそこ殴れて受けもできるノーマルタイプがオリーヴァかポリ2しかいなかった。(アンコール対策)
オリーヴァはグラスフィールドで炎テラスコライドンの弱点をほとんど消せ、晴れで即時打てるソーラービームの火力がフィールド込みでえぐいと思ったが、
白バド、Bキュレム、グラードンなど、他の伝説に対するポリ2のガチレス性能が高すぎるのと、コライドンを使っていて鬱陶しいランドロスに他のポケモンが弱いことが気になったので、この枠はトレース+イカサマ冷凍ビームポリ2に落ち着いた。
六体目
このままだと圧倒的に崩し性能が欠けている。
そして練習会を潜る中で、状態異常+受け構築が台頭しつつあることは肌で感じていた。
例)
ドヒドイデ絡み
キラフロル絡み
鳳凰絡み
テラパゴス絡み
そこで火炎玉で状態異常に強く、その圧倒的パワーで受けをゆるなさい原種ガチグマを採用した。
*本番は個体を頂いた縁もありつつ、挑発が考慮されないだろうと思ってラムのみタケルライコを採用。
後悔その②
予選で負けた試合がガチグマ絡みの下振れが多かったのだが、その印象で抜いてしまったのが安易すぎたと考えている。
構築が特殊に偏りすぎたのも反省点。
以上で構築が完成した。
【選出パターン】
基本:
先発コライドン+相手の伝説対策ポケモン+高火力ポケモン(ハバタクカミorガチグマ)
ランドロスがいるならポリ2を出したいが、割と釣り交換でなんとかなる
なるべくハバタクカミは出していきたい
鳳凰のみコライドンの選出を渋る
だいたいの試合の流れが、
コライドンでとんぼ返りしたら物理受けが来る
▶メガネ髪とかち合わせて相手の構築崩壊
▶死に出しで相手の伝説が来るが、対策枠で完封
がお決まりの流れだった。
受け構築相手は原種ガチグマで破壊する(予定だったが時間がなくあまり煮詰められず)
【感想】
・優勝を目指していただけにベスト8という結果は残念でならない。
最後の崩し枠を煮詰める時間が足りなかったのが大きな原因だと思うが、
根底には、受け構築への理解の薄さから崩しのイメージができないのが問題だと考えている。
改善していきたい。
・以前緋翠杯で優勝する直前に感じた、圧倒的自信を得られないまま本番を迎えてしまった時点で既に負けていた。
・僕が勝ちすぎたのか知らないが、コライドンの型の一点読みを強烈に感じたため本番はロムを変えて出場した。
あまり効果はなく、スケイルショットの火力も、コライドンが格闘タイプであることをただ単に知らない人が多く、認識のズレからなるストレスのかかる試合が多かった。
・予選はTODに付き合わされ、下振れもしたが、最後まで諦めずに潜り続けた自分を褒めたい。
残り30分もないときに運勝ちされて、1560付近から続けようとする不屈の自分の意志に拍手を送りたい。
よく三連勝した。
よく終了1分前まで潜り続けた。
だが、それも一人だけではどうだっただろうか。
共に併走してくれた親友に最大限の感謝を。
・この構築で一番強いのはポリ2だと思っている。
【さいごに】
もし閲覧してくださった方がいたら嬉しいです。
何かお礼がしたいですが、最近はまってる曲を置いとくことにします。
聴くと本当に心が満たされる、埋まる?ような不思議な気分になります。
藤井風さんの綺麗な新曲なので是非。
記事が参考になったらもっと嬉しいです。
とんぼ返りコライドンは強いと今でも信じています。
ここまでありがとうございました。
そんなあなたに少しでも幸あれと願うことにします。
この結果の悔しさは忘れません。
臥薪嘗胆、これからも精進を続けていきます。
では、またどこかで。